少し前の話ですが、私の実家にオレオレ詐欺の電話がかかってきたんです。
お金がなくて困っているのは、私という設定だったそうです。
あ。
詐欺師役は女性だったので、「わたしわたし詐欺」ですね（笑）
「もしもし？私。」
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残念ながら…電話に出たのは親ではなくて、私の息子（オッサン声）でした。
ちょうど息子たちが実家に遊びに行っていたという、なんとも素敵なタイミングでのお電話でした！
私が固定電話に電話するワケがないし、この電話の声は私の声よりも明らかに高い。
この「もしもし私」だけで、長男は「わお！これはオレオレ詐欺電話やんか！」と気付いたそうです。
テンションが上がった長男は、私（仮）に対して「おお、久しぶり！元気にしてたんか？どうした？」と、まるで父親のような口ぶりで、全く嘘に気付いていないフリをして話を続けたそうです。
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すると予想通り、急にお金が必要になったから助けてほしいと言ってきたんですって。
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「それは大変や！すぐにカネが要るな！」と同調しながら、父親のフリをした長男が続けました。
「ところで、ホンマモンのしょしこなら、歴代徳川将軍を全部言えるはずやから言うてみ？」
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私（仮）「そんなの言えるに決まってるわ！家康、秀忠、家光、家綱、綱吉・・・慶喜！（見事完答）」
長男「わははは！！このニセモノがぁ！！しょしこはアホやから、あいつは何回教えても家康、綱吉、吉宗、慶喜しか覚えられへんのやぁ！」
電話は切れたそうです。
私（仮）さん、歴女やったんですかね？
せっかく完答なさったのに、自爆されました。
ちなみに、この詐欺師さんが正答されていたとしても、長男は第二問を出すつもりだったそうです。
第二問は「阪和線の駅を天王寺から和歌山まで全部言え」（笑）
私も隣でこの電話を一緒に聞きたかったなぁ～！残念！！
