ママ友だったH美さんに誹謗中傷されていたB子さん。
裁判で100万円の慰謝料を勝ち取りました。
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裁判で勝ったものの、B子さんの心はスッキリしませんでした。
あれから3か月。
H美さんからの慰謝料の支払いが滞ったのです。
まだ6万円しか受け取っていないのに。
「そっか。あの人、本当は反省なんてしてなかったんだ。あの涙はウソだったんだ。何故かスッキリしなかったのは、こういうことか…」
B子さんは、再度弁護士に相談しました。
弁護士「やはり、反省していませんでしたね。今回の件はご主人やお子さんにはバレていないでしょうし、このままバックレるつもりなんでしょうね。」
B子「そんな!今まで味わった私の苦しみはどうなるんですか!?」
弁護士「では…少しお金がかかりますが、お灸をすえてやりますか?」
B子「このままでは許せないので…お願いします!」
こんなときのために取っておいた「和解条項」が活躍します。
今回、支払を滞らせているのはH美さんですので、H美さん名義の財産を差し押さえます。
差し押さえには3種類あるんですが、その中で最もH美さんに与える心理的な効果が大きい「動産執行」を行うことにしたようです。
動産執行とは、裁判所の執行官がH美さんの自宅にアポなしで突撃し、売ればお金になるようなモノを探して差し押さえ、その売却代金をB子さんの慰謝料に充当するシステムです。
そして、ある日の朝…
H美さん宅のインターホンが鳴りました。