裁判所の判断
裁判官は、当事者たちの話だけではなく、第三者の証言などからも、以下が事実だと判断しました。
長男が生まれたときは、この子はカ〇ワだと言ったり、次男が生まれてからも『嫁を叩き出せ』と息子を煽り、嫁の親族を呼びつけて『こんな嫁も子供もいらんから連れて帰れ!』と責めて…
おかあさん、アンタなかなかえげつないで。
夫は現在、母と同居して洋服仕立の下請仕事をしており、マイホームとマイカーを持った余裕ある生活をしてる。
にもかかわらず、婚姻費用として子1人につき毎月1万5000円を支払う取り決めをしたのに、数か月送金しただけで無視してるね。
他方、妻は生活保護を受けながらパートタイムの仕事をして生活を維持してる。
子供のためを思って、夫婦親子の共同生活に戻ることを願ってるのね。
長男は高校を卒業して働きに出ているが、次男はまだ高校2年生か。
婚姻費用、ほしいよね…
妻も母も勝気で攻撃的な性格だが、母の妻に対する仕打が常軌を逸している。
そして夫の優柔不断さ、だんだん母にべったりとなっていた対応と相まって、妻を必要以上に刺激することになったので、原因は夫の態度だと言える。
結論:もし離婚を認めると、妻と子らはさらに経済的な窮地に立たされるので、離婚は認めない。
かなり長くなってしまいましたが、マザコン夫からの離婚請求は認められませんでした。
今日は、マザコン夫が離婚できなかった話を書きましたが…
・親が認知症になったら、成年後見人を付けないとダメなの?
・預金通帳の名義人が亡くなったら、銀行はスグに預金を下ろせなくするって本当?
・「ケアマネ」ってよく耳にするけど、何をしてくれる人なの?
このような、自分のすぐ近くに転がっているような疑問は「しょしこ」におまかせ。
相続対策をしておいた方が良いのはどんな人?とか、認知症になったら何が困るの?とか、今後発生しそうなことを先に知っておくと、怖いもんなしです。
「こんなことが知りたい!」ということや、お悩み相談、ご意見などを送ってもらえたら、このメルマガで取り上げて、回答させていただきます(^^)
どんなことでも「オオゴトになる前」が重要で、一旦オオゴトになってしまえば、長期間決着しないし、しかもめっちゃ疲れます。
今は、例の事件が真っただ中なので…
贈与、相続、お墓、親族関係、治療費で、もめにもめている人が、日本国中で激増しております。
なにかあってからでは遅いので、早いうちから、しっかり準備しておきましょう。
自分は大丈夫という、ヘタな思い込みは、人生を台無しにしてしまいますよ。
親が認知症になったときにすべきことや、介護、相続、財産のことなど、今後発生しそうなことを先に知っておくと、怖いもんなしです。