サッカーボール事件

お金・法律

「うちは違うからだいじょうぶ~」じゃ、ないよ?

このテの話…

未成年の子に対する親の監督義務に限られないんです。

認知症高齢者や精神障害者などを監督する者も含まれるんです。

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未成年者、認知症高齢者、精神障害者のように「自分で責任を負うことができない人」の代わりに、その責任を負わされるのが、「親、配偶者、子供」といった「保護者」です。

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認知症高齢者を保護する者の責任が問題になった事件がありました。

「JR東海事件」です。

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平成19年、認知症の男性(91歳・要介護4)が徘徊して、JRの線路内に立ち入ってしまい、列車にはねられて亡くなりました。

男性の遺族がJR東海から、運行遅延の損害賠償を請求されたんです。

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最高裁判所は、認知症男性と同居していた高齢の妻や、同居していなかった長男は監督義務者には当たらない(=監督責任はナシ)、としたので遺族は損害賠償をせずに済みましたが、常にこう判断してもらえるものではないと思います。

実際、下級裁判所は「損害賠償しろ」っていう判決を出してましたからね。

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認知症の高齢者が車を運転して交通事故を起こしたり、線路内に立ち入って列車にはねられたりする事故、全国で多発していますよね。

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「うちは大丈夫」と言えますか?

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誰でも発症しうる認知症。

それに備える方法はもちろんのこと…

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・他人の物を勝手に売り飛ばしても、契約は成立するってホント?

・お釣りを多くもらったら詐欺罪になるの?

・宅配業者に道を聞かれて、ウソを言ったら犯罪?

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このような、自分のすぐ近くに転がっているような疑問は「しょしこ」におまかせ。

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遺言ってどう書いたらいいのか、相続で揉めないようにするには何をどう準備したらいいのかなど、今後起こりそうことを先に知っておくと、怖いもんなしです。

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とにかく、どんなことでも「オオゴトになる前」が重要で、一旦オオゴトになってしまえば、長期間決着しないし、しかもめっちゃ疲れます。

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なので、しょしこ勉強会に来れば、わからなかったことが、一発でクリアになりますよ。

8月は28日です。

→ https://shihoushoshiko.net/lp/

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今は、例の事件が真っただ中なので…

贈与、相続、お墓、親族関係、治療費で、もめにもめている人が、日本国中で激増しております。

なにかあってからでは遅いので、早いうちから、しっかり準備しておきましょう。

自分は大丈夫という、ヘタな思い込みは、人生を台無しにしてしまいますよ。