【続】契約

 

だから、契約の話。

 

契約には「申し込み」と「承諾」が必要でした。 

 

では、居酒屋なんかで最初に出てくる「お通し」。これってどうなん?ってことも12月の勉強会で触れましたね。

 

飲食店での注文は、「売買契約(+請負契約かな)」に該当します。

 

お通しって、注文してなくても出てきますよね。

 

お客サイドの申し込みはあるのか?

 

ないです。

 

申し込みなき承諾…ワンクリック詐欺と同じパターンでは…?

 

いえいえ、さっきの運送契約を思い出してください。

 

「運送条件を事前に一定の場所に公示していて、利用者はこの条件を了解しているというのを前提に、電車に乗せてくれている」でした。

 

なので、店員さんから事前に説明があったり、「お通し○○円」とメニューに書いてあるなど、きちんと公示されていれば、お通しの代金も請求される旨を了解しているということになるので、契約成立というわけです。

 

じゃあ、そんな公示がない場合は?

 

公示はないが、出てきたから食べちゃった!というときは、権利のないものを勝手に消費したので(これを不当利得という)、お店にお通し代を返還しなければなりません。

 

ま、食べたらフツーに代金支払いなさいってことですわ。

 

うんにゃ、注文してないから食べないっ!という場合は、お通しの売買契約は不成立なので、お通しが出されたときに「お通しは要りません。強制なら帰ります。」と拒否できます。

 

拒否もしなかったけど、注文してないし、箸を付けていないのに会計時にお通し代金も請求されていたら、法廷で争う余地があるでしょう。

 

勿論、費用倒れになるから誰も訴訟なんかしないでしょうがね(^^)

 

ということで、今日はここまで。

 

 

「知らなかった」で済めばよいのだが、

そうは問屋が卸さない。

それが法治国家・日本である。

我々の生活は、法律で出来ている。

法律を知らずして今まで無事だったのは、

僥倖を得ていたに過ぎないのだ…

無知は大罪、知は人生の力なり

これからも無事でいたいなら→  https://shihoushoshiko.net/lp/

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